開示システムへの API 連携
iCAS で確定した連結数値を、宝印刷「WizLabo」・プロネクサス「WORKS-i」へ。開示書類づくりのための再入力がなくなります
確定した連結数値を、そのまま開示システムへ
iCAS で連結精算表や財務諸表を作ったあと、その数字を開示書類を作るシステムへ入力し直していませんか。API 連携を使うと、iCAS の連携画面で帳票を選んでボタンを押すだけで、連結・個別の財務諸表の数値が開示システムに入ります。転記の手間と写し間違いがなくなり、入力した数字と iCAS の数字を手で突き合わせる手間も減ります。
- 再入力がなくなる 連結・個別の貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書などを、科目ごとの金額のまま渡します。
- 直したら送り直せる 決算の途中で数字が変わっても、iCAS で直して連携し直せば開示システム側にも反映されます。
- iCAS 側の追加費用なし 連携先の設定は保守の範囲内です。開示システム側のご契約は各社にお問い合わせください。
連携先と利用条件
連携できる開示システムは 2 つです。どちらも、開示システム側のご契約とお申し込みが必要です。
WizLabo 宝印刷株式会社
WizLabo は、宝印刷株式会社が開発・提供する、決算開示等のデータ収集から開示書類の作成まで、開示業務に関する様々な課題を解決する統合型ビジネスレポートシステムです。
WizLabo Transfer API 連携を実現するオプション機能で、会計システムの残高試算表、連結精算表などを、ワンクリックで WizLabo へ連携することで、手作業による工数やリスクを大幅に削減できます。
ご利用の条件
- WizLabo の上位プラン(Light・Plus・One・Suite)のご契約が必要です。Note プランではご利用いただけません(上位プランへの切り替えが必要です)。
- WizLabo Transfer による連携のお申し込みが必要です。お申し込みは宝印刷社の営業窓口へお問い合わせください。
- 科目の扱い
- 科目マスタは連携しません。あらかじめ WizLabo 側に iCAS の科目コードを登録しておき、コードが一致した科目に金額が入ります。包括利益計算書と株主資本等変動計算書は、連携したあとに WizLabo 側で帳票との対応づけ(マッチング設定)を行います。
- お問い合わせ
- iCAS のことは弊社、WizLabo のことは宝印刷社がお受けし、両社のヘルプデスクが連携して対応します。
WORKS-i 株式会社プロネクサス
「WORKS-i」は、株式会社プロネクサスが開発・提供する、開示書類作成支援システムです。各社の会計システム・連結会計システムやお客様が独自に作成した会計データを取り込み、財務諸表の開示組替や1株当たり指標などを自動計算し、開示書類(有価証券報告書、決算短信、株主総会招集通知など)に自動リンクします。
ご利用の条件
- 開示実務支援システム「PRONEXUS WORKS」と、そのオプションサービス「WORKS-i」のご契約が必要です。
- API 連携の利用申込が必要です。お申し込みはプロネクサス社の担当営業へお問い合わせください。
- 科目の扱い
- 金額に加えて、科目マスタ(勘定科目の一覧)も iCAS から WORKS-i へ連携できます。WORKS-i 側では、連携した科目を開示用の科目と紐づけます。
連携できる帳票
iCAS で作った連結財務諸表と、親会社の個別財務諸表を連携できます。開示システムによって受け取れる帳票が違います。
| 帳票 | WizLabo | WORKS-i |
|---|---|---|
| 連結財務諸表 | ||
| 連結貸借対照表 | WizLabo:連携できる | WORKS-i:連携できる |
| 連結損益計算書 | WizLabo:連携できる | WORKS-i:連携できる |
| 連結包括利益計算書 | WizLabo:連携できる | WORKS-i:連携できる |
| 連結株主資本等変動計算書 | WizLabo:連携できる | WORKS-i:連携できない |
| 連結キャッシュ・フロー計算書 | WizLabo:連携できる | WORKS-i:連携できる |
| 個別財務諸表(親会社) | ||
| 貸借対照表 | WizLabo:連携できる | WORKS-i:連携できる |
| 損益計算書 | WizLabo:連携できる | WORKS-i:連携できる |
| 株主資本等変動計算書 | WizLabo:連携できる | WORKS-i:連携できない |
| キャッシュ・フロー計算書 | WizLabo:条件つきで連携できる | WORKS-i:条件つきで連携できる |
- 個別財務諸表は親会社の数値を連携します。
- ※ 個別のキャッシュ・フロー計算書は、iCAS でキャッシュ・フローを原則法で作成している場合に連携できます。
- 2026 年 10 月時点の内容です。連携できる帳票は、開示システム側の対応によって変わることがあります。
連携の流れ
連携は、連結決算を締めたあとに iCAS の画面から行います。データをファイルに書き出して開示システムに読み込ませる手間はありません。
- STEP 01
iCAS で連結数値を固める
一括処理まで流して、連結精算表・連結財務諸表・連結キャッシュ・フロー精算表の数字を確定させます。
- STEP 02
送る帳票を選んで「連携」
iCAS の連携画面で開示システムに接続すると、連携できる帳票が一覧で並びます。送りたい帳票にチェックを入れてボタンを押すだけです。
- STEP 03
開示システムで開示書類へ
連携した数値をもとに、開示システム側で開示用の組替を行い、有価証券報告書・決算短信などの開示書類に反映します。
iCAS の連携画面でできること
-
連携の結果とエラーを一覧に
連携のたびに結果が出て、うまく入らなかった科目(開示システム側に無いコードなど)はエラーの一覧で確かめられます。直してから送り直せます。
-
送った帳票をロックする
連携し終えた帳票に「転送ロック」をかけておけば、誤って送り直すことがありません(WizLabo では連携と同時にかかります)。数字を直して送り直すときは、ロックを外してから連携します。
-
連携の記録が残る WORKS-i
連携した日時が帳票ごとに残り、実行の結果は iCAS の操作ログにも記録されます。
-
連携後の修正に気づける WORKS-i
連携したあとに iCAS 側の数字が更新されると、その帳票に「連携後に更新されたデータがあります」と注意が出ます。送り直しの漏れを防げます。
ご利用開始まで
開示システム側のお申し込みと、iCAS 側の設定の両方が必要です。
iCAS 側(弊社)
- 弊社サポート窓口にご連絡ください。iCAS に連携先の開示システムを設定します
- ご利用中の iCAS のバージョンによっては、先にバージョンアップが必要です
WizLabo 側(宝印刷株式会社)
- 宝印刷社の営業窓口に、WizLabo Transfer による連携をお申し込みいただきます。設定は宝印刷社が行います
- WizLabo 側に iCAS の科目コードを登録し、開示用の科目と紐づけます(すでに紐づけてあれば不要です)
- 包括利益計算書・株主資本等変動計算書のマッチング設定を行います
WORKS-i 側(株式会社プロネクサス)
- プロネクサス社の担当営業に連絡し、API 連携の利用申込を行います。API を使えるようにする設定はプロネクサス社が行います
- iCAS から科目マスタを連携し、WORKS-i の開示用の科目と紐づけます。今お使いの科目のコードが iCAS と合っていない場合は、プロネクサス社とご相談ください
費用について
iCAS 側の追加費用はかかりません。連携先の設定と、標準プログラムのバージョンアップは保守の範囲内で行います(プログラムをカスタマイズしてお使いの場合は、進め方を個別にご相談させていただきます)。開示システム側のご契約・費用は、各社にお問い合わせください。